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人形町のそば店で「ぐいのみ 300プロジェクト」-ぐいのみ購入で東北の酒蔵支援

人形町のそば店「もとじま」店主・本島雅人さん

人形町のそば店「もとじま」店主・本島雅人さん

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 人形町のそば店「もとじま」(中央区日本橋人形町3、TEL 03-3249-22001)などの店頭で現在、東日本大地震で被災した東北の酒蔵への義援金募金活動「ぐいのみ300プロジェクト」が行われている。

東日本大地震で被災した東北の酒蔵への義援金募金活動「ぐいのみ300プロジェクト」

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 趣旨に賛同する全国の酒販店、飲食店、雑貨・食器店が、1個300円でぐいのみを販売し、150円を寄付する同プロジェクト。学芸大学のおでん店「件(くだん)」(目黒区)の店主・川邊輝明さんの呼び掛けで今年5月に始まり、現在、全国80店以上が参加する。

 ぐいのみの大きさは3勺(しゃく)で、手のひらに載るサイズ。プロジェクトのロゴと、人・酒・酒蔵を表すアイコンの柄が入る。これまでに1万4000個を販売した。

 「もとじま」は、宮城県の日本酒「日高見」などを取り扱っており、店主・本島雅人さんと川邊さんが出会い、プロジェクトに共感して6月から参加。ぐいのみ100個を用意してスタートし、約8割を販売した。購入者は、日本酒の愛好者、東北出身者が多いという。

 「地震から8カ月が過ぎたが、このプロジェクトを通じて、これからも被災された方たちを応援していきたい」と本島さん。「遠くから応援する人がいることで、少しでも被災者の励みになれば」とも。

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