日本橋三越本店（中央区日本橋室町1）は11月14日、来年の正月に販売する福袋の内容を発表した。

維新の立役者、西郷隆盛、阪本龍馬、高杉晋作の幕末三志士も福袋に

　福袋のテーマは「家族の集い」。家族で楽しめる夢のある企画や普段なかなか手に入らない特別な時間の提供にこだわる。

　「夢袋」は、夢の実現を提案する。ミュージカルに親子で出演できる権利（親子2人1組、20組限定、2万円）やウルトラセブンが登場する食事会（1家族3～5人、6組限定、5万円）、千葉の小湊鉄道の車両を貸し切った鉄道員体験（小学生を含む10人まで、1グループ限定、15万円）など、親子の夢をかなえる商品を7種類、約30点用意。12月26日～来年1月3日に応募を受け付け、1月4日以降に抽選、当選者を発表する。

　「開運デラックスパック」は、「豪華で限定感のある」商品を21種類、約200点販売。来年10月に運行を開始する寝台列車「ななつ星in九州」に乗り、九州を一周する3泊4日の旅行（東京からの往復航空機代・前後泊宿泊費・空港からホテルへの送迎付き、2人分＝100万円、2組限定）や、10席しかないファーストクラスバス「三越プレミアムクルーザー」を家族で貸し切る1泊2日の旅（10人まで、1組限定、98万円）などの豪華旅行や、来年1月にオープンする「ホテル椿山荘」でのウェディングプラン（先着5組限定、135万円）、純金の坂本龍馬像（2点限定、273万円）などを用意。最高額は、2,000万円分の設備を含めた新築一戸建て住宅で1億円（建物本体のみ、3月末までに契約した場合は同店で家具インテリア商品を最大420万円分進呈）。それぞれ1月2日・3日に注文を受け付ける（販売日は商品により異なる）。

　そのほか、ブランド別やアイテム別の「福袋」約9万点を1月2日・3日、各階で販売。インターネットでも、年内（11月28日～12月19日）に150種類、年始（1月2日～7日）に約30種類を売り出す。

　営業時間は10時～19時（本館・新館の地階～3階は20時まで）。正月営業は1月2日から。