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小伝馬町に北インド料理店「マラバール」-デリー出身オーナーが独立開業

オーナーのプラジャパティ・ロヒトさん

オーナーのプラジャパティ・ロヒトさん

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 東京メトロ小伝馬町駅近くに北インド料理店「マラバール」(中央区小伝馬町、TEL 03-3663-5899)がオープンして2カ月がたった。

チキンカレーだけで9種類をそろえ、辛さは3段階に調節できる。

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 店主はデリー出身のプラジャパティ・ロヒトさん(26)。実家が日本人のホームステイを受け入れたことをきっかけに日本文化に興味を持ち、大学時代に日本語を習得。卒業後、旅行会社勤務を経て来日し、兄が経営するカレー専門店で働いた後、独立開業した。店名は、ロヒトさんが好きな南インド海沿いの町「マラバール」から名付けた。

 店舗面積は19.23坪、席数は34席。店内は白と茶を基調にシンプルにまとめ、インド音楽を流す。今後、インドから装飾品を運び、飾り付けていくという。

 メニューは、「バターチキンカレー」や自家製チーズにホウレンソウをふんだんに使った野菜カレー「バラクバニール」(以上1,100円)など、約30種類のカレーが中心。チキンカレーだけで9種類をそろえ、辛さは3段階に調節できる。ナンは、「ガーリックナン」(450円)など5種類を用意。ふっくらとした焼き上がりにこだわって炭火の窯で焼き上げる。スパイスを練り込んで焼いた「タンドリーチキン」や「シークケバブ」(以上500円)などのサイドメニューも。客単価はディナー=約1,700円。

 ランチでは8種類のカレーを提供。2種類のカレーを選ぶ「ダブルカレーセット」(ナンまたはライス、ドリンク付き、850円)やデザート付きの「レディースセット」(900円)などのセットメニューを用意する。ナンはお替わり自由。テークアウトで「ワンコインカレーお弁当」(500円)も販売する。

 「ランチタイムは席がすぐ埋まるので、時間のないビジネスマンは入店せずに帰ってしまう。今後は路上販売なども行い、もっと多くの人にカレーを食べてほしい」とロヒトさん。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時。日曜定休。

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