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人形町のダイニングバーが16周年 地元の集会所として街の変遷見つめ続ける

16年間、カウンターの中から人形町の変遷を見つめてきたマスターの森田貴雄さんと恵子さん

16年間、カウンターの中から人形町の変遷を見つめてきたマスターの森田貴雄さんと恵子さん

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 日本橋人形町のダイニング&バー「スロッピー」(日本橋人形町2 TEL 03-5651-0930)が1月24日、オープン16周年を迎えた。

奇数月の最終土曜に開催しているライブ「アコギ一本勝負」

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 大型スクリーンでスポーツビューイングや音楽ライブが楽しめる洋食店として2002年にオープンした同店。席数はカウンターも含めて35席。店内は音響設備を備え、大人数で利用できる手軽なイベントスペースとして近隣企業の貸切パーティーや町会の集会所として地元民に親しまれてきた。

 メニューは、イタリアンを中心に、パスタ類(800円~)、ローストビーフ(110グラム=1,100円~)、スパイシーローストチキン(1/2羽=950円)、シーフードパエリア(2~3人用=1,200円)など約40種類を用意する。アルコール類は、グラス生ビール(400円)、バーボン、ウイスキー(490円~)。カクテル類はすべて580円で提供する。

 マスターの森田貴雄さんは「16年前『新参者』として人形町に店を開いたが、気軽に使える店として街の皆さまにご利用いただき今日を迎えることができた。オープン当時、小学生だった大家の息子さんが、先日子ども連れで歩いていた。この16年で人形町も大きく変わり、地元の店の世代替わりの話もよく聞く」と話す。

 「最近は『働き方改革』の影響か深夜の客がめっきり減って、24時すぎに仕事帰りに寄って頂いていた常連客が19時ぐらいに来るようになった。終電後も朝まで飲める店として営業してきたが、昨年から平日は午前1時30分をラストオーダーにしている」と森田さん。「前回の『新参者』ブームの時には、来街者が7,8割増えたと聞く。一見客の来店も多かった。現在上映中の『新参者』完結編効果でもう一度人形町ブームが来てくれると街もにぎわうのでは」と期待を寄せる。

 奇数月の最終土曜には、ギタリスト堀尾和孝さんが1日マスターを務めるギターライブ「アコギ一本勝負」(19時30分開演、チャージ1,500円)を行っている。

 営業時間は17時~翌2時(金曜・祝前日は翌3時まで)。日曜定休。

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