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人形町の試写室併設カフェ「三日月座」話題に-インディーズ作品上映会も

「三日月座」地下にある試写室「Base KOM」

「三日月座」地下にある試写室「Base KOM」

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 水天宮交差点近くにあるカフェ「coffee & pictures 人形町三日月座」(中央区日本橋人形町1、TEL 03-3667-0423)が地元で話題を呼んでいる。

レトロな内装の「三日月座」

 同じビルの2階にカフェ、地下1階に試写室「Base KOM」を運営する同店。アニメ「ルパン三世」やドラマ「あぶない刑事」などの脚本を手がけた柏原寛司さんと、妻で元演劇プロデューサーの久美子さんが2009年9月にオープンした。

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 カフェスペースの面積は20坪で、席数は18席。築47年のビルをリノベーションし、レトロな雰囲気のインテリアを置く。壁には久美子さんが撮影した写真やアート作品が並ぶ落ち着いた空間。1人や2人連れの女性客が多いという。

 コーヒーはサイフォンでいれる。中いりの「アラモブレンド」、深いりの「ヒルツブレンド」、オリジナルの「三日月ブレンド」の3種類を提供。ランチには日替わりのおかず数品が付くプレート(900円)、18時以降はアルコールとおつまみをそろえ、久美子さんの出身地である長崎名物の「トルコライス」(1,500円、1日5食)や「皿うどん」(1,300円)も提供する。 

 試写室の席数は25席。地下への階段脇には、寛司さんが趣味で集めた多くの映画ポスターを飾る。35ミリフィルムからデジタル作品まで上映できる映写装置と幅3メートル60センチ、高さ1メートル50センチのスクリーン、通常の映画館と同等の音響設備を装備。同店主催のインディーズ映画上映会や映画鑑賞イベントに利用するほか、レンタルスペースとしても貸し出す。レンタル料は1時間=1万円(2時間単位、映写技師料金は別途)。

 「人形町には昔、映画館が7軒もあった。喫茶店もたくさんあり、いろいろな人が集まって文化の発信基地になっていた」と寛司さん。試写室での映画上映会のほか、カフェ店内を利用した写真や絵画の展示、ワインセミナーやパーティーなどのイベントを不定期に開くことで、アート発信の場作りに取り組む。「アマチュアで頑張っている人に一番パワーを感じる。そんな人たちを応援したいと、この店を始めた」と久美子さん。「いつか人形町映画祭を開催したい」と夢を描く。

 営業時間は11時~23時(ランチは15時まで、日曜は18時まで)。水曜定休。

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