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日本橋「にんべん」でかつお節削り体験 老舗で和食の基礎を学ぶ

熱心にかつお節削りに挑戦する参加者ら

熱心にかつお節削りに挑戦する参加者ら

 「かつお節体験教室」が7月17日、日本橋の鰹節専門店「にんべん」(中央区日本橋室町2)の本社キッチンルームで行われた。

楽しみながら和食文化学ぶ

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 1699(元禄12)年の創業以来、日本橋でかつお節を扱ってきた「にんべん」が、食育の一環として、またかつお節を削って引く「だし」の魅力を広く知ってもらい、食卓に取りいれる機会を増やしてもらおうと、2019年から年に数回行っている同企画。

 当日は、事前募集で集まった主婦など5人が参加。同社日本橋本店店長の鈴木健太郎さんが動画を見せながら、約半年間におよぶ製造工程について解説。製造工程の中の、手作業によるかつお節の成形や、かつてかつお節は贈答品として重宝されたことなど、かつお節にまつわる文化的な側面も紹介し、参加者は熱心に聞き入っていた。

 かつお節削りの実演講習では鈴木さんが、かつお節の種類、見分け方や削り方のコツ、木づちを使った削り器の調整方法、メンテナンスなどを伝授し、参加者が挑戦していた。

 2013(平成25)年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に「日本人の伝統的な食文化」として登録されるなど、かつお節は和食に不可欠な食材。鈴木さんは、製造業者数が減少傾向にある現状についても触れ、参加者らが今後かつお節を使ってくれることに感謝の意を伝えると共に、周囲にもかつお節の魅力を伝えてほしいと望みを託していた。

 講座後、参加者たちは店舗に移動し、事前に注文した「マイかつお節削り器」を受け取った。参加者の一人で埼玉から来たという栄養士の深田里美さんは「仕事がら、以前からかつお節について興味があったが、なんとなく知っていた程度だった。今回講習に参加して、かつお節の魅力や歴史が細かく学べてよかった」と笑顔を見せていた。

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