日本能率協会マネジメントセンター(中央区日本橋2)が7月28日、東京日本橋タワー(同)で「NOLTY(ノルティ)2027年1月始まり手帳 新商品・方針発表会」を行った。
1949(昭和24)年に「能率手帳」の前身となる手帳の販売を始めた同社。「時間(とき)デザイン本部」部長の根本和幸さんによると、日本で初めて時間目盛りを取り入れた手帳を販売したという。現在は「時間〈とき〉デザイン」をブランドコンセプトに掲げ、手帳と過ごす時間に着目した取り組みを進めている。
「当ブランドの存在意義は『成長に、寄り添う』」と根本さん。「手帳利用者のあらゆる時間に寄り添う存在でありたい。時間管理を極めてきた当社だからこそ、効率化の先にある豊かな時間の過ごし方を提案したい」と話す。
根本さんは、コロナ禍以降、手帳は予定管理以外に、ライフログや日記、ジャーナリング(思いや考えを書き留める習慣)など用途が広がっているという。「『手帳時間』といったキーワードへの関心も高まる中、AIが日常に浸透する時代だからこそ、紙に手書きすることで思考や感情を整理し、自分と向き合う時間の価値が見直されている」と話す。
この日は、2027年版商品として、「NOLTY バディ」シリーズをはじめ、「ペイジェム カラフルインデックス」のマンスリータイプ、「NOLTY トリム A5」の1月始まり版などを発表した。このほか、2年間販売を休止していた「NOLTY 能率手帳ライツメモ小型版」もリニューアル復活するなど、多様化する利用者のニーズに対応する430アイテムを用意する。価格面では、原材料費や物流費の高騰が続く中、継続して手に取りやすい価格を維持するため、一部商品の価格を引き下げ、多くの商品は価格を据え置いたという。
会場では、手帳ユーザー向けコミュニティーサイト「時間〈とき〉ラボ」のリニューアルも発表した。同サイトは8月1日に公開し、投稿しやすい新機能やリアクションスタンプ、ポイントプログラムを導入するという。
同サイト担当者の大川黎人さんは「手帳をカラフルに彩る人もいれば、真っ黒になるまで書き込む人もいる。一冊だけでなく、用途に分けて何冊も使う人もいる。さまざまな使い方が魅力の手帳文化を伝えていきたい」と話す。