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東京芸大出身「長唄女子東音会」、日本橋公会堂で恒例コンサート

長唄女子東音会は東京芸術大学音楽学部邦楽科を卒業した演奏家集団

長唄女子東音会は東京芸術大学音楽学部邦楽科を卒業した演奏家集団

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 日本橋公会堂(中央区日本橋蛎殻町1、TEL 03-3666-4255)で9月24日、「長唄女子東音会」による長唄コンサートが開催される。

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 長唄女子東音会は東京芸術大学音楽学部邦楽科を卒業した演奏家集団。江戸歌舞伎の伴奏として発展した三味線音楽である長唄と長唄三味線の演奏会を定期的に開き、普及活動に努めている。「能や歌舞伎の物語を表現した曲、日本の四季や景色を唄う曲など、さまざまな内容が楽しめるのが長唄の魅力」とメンバーの岩根由実さん。

 同イベントでは若手演奏家が出演し、隅田川の船遊びのにぎわいを表現した「風流船揃(ふなぞろえ)」や、江戸の名所風物をうたった「吾妻八景」、歌舞伎の有名演目である「合奏連獅子(れんじし)」など全5曲を披露する。

 「日本橋公会堂では、毎年9月に行う恒例の公演。今回は、出演者にも若手メンバーが多いので、若い世代や初心者の方にも気軽に足を運んでいただきたい」と岩根さん。「長唄と三味線だけで楽しむ曲や、華やかに笛や太鼓のはやしが入る曲もあるので、芸術の秋に先駆けて、日本の伝統的な音色を楽しんでいただければ」とも。

 開演は13時30分。入場料は2,000円。事前予約はメール(touonwaka40@aol.com)で受け付ける。

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