見る・遊ぶ 買う

蔵書1000冊の「八重洲図書館」開業-デジハリ生インターンが運営

  • 0

  •  

 八重洲に7月1日、「八重洲図書館」(中央区八重洲1、TEL 03-3231-1777)がオープンした。運営はウェブ制作会社「ジーフロンティア」(同)。

デジハリ生が運営

[広告]

 同社の浜村元大社長が自宅の引っ越しを行う際、家にあった本を会社に持ち込んだのがきっかけ。約1000冊あったため、「図書館を開こう」と思い立ったという。同社取締役の田代豪希さんの本や新たに買い足した本を加え、同社オフィスが入居するフロアスペースを拡大して「図書館」を開いた。

 メーンターゲットは就職活動中の学生。本を読んだり、借りたりするだけでなく、電源とWi-Fiを完備し、仕事や勉強、打ち合わせなどができるよう、自由に使える作業スペースを設けた。「学生には縁の薄い」八重洲というオフィス街で「社会人と出会う場」となることを目指す。

 スペースの面積は15坪。1回あたり10冊、2週間まで無料で貸し出す。蔵書は、ビジネス書から新書、小説、漫画までさまざま。シリーズものは「全巻そろっているものあるし、いないものもある。最初の数巻だけあるものもあれば、最後の数巻しかないものもある」と手作り感あふれるが、今後、定期的に買い足していという。

 月2回程度、イベントの開催も予定。初回は8月2日で、「B’z」「Kis-My-Ft2」など多数のアーティストのCDジャケットデザインを手掛けるデザイナー・CHOB-ONEさんによるデザイン講座「ちょびっと講座」を開く。3回の連続講座で、2回目以降はワークショップ形式で進める。開催時間は17時~19時。参加費は2,500円。デザインを勉強している学生を対象とし、定員は20人。

 同館のフェイスブックページの運営やイベントの企画は、デジタルハリウッド大学(千代田区)に通う柏木瑞紀さん、竹内千佳さん、小林桃子さんの3人が学生インターンとして担う。みんなで集まって「モンスターハンター」をプレーする「八重洲で狩ろうぜ」企画や「1時間で1日分のカロリーを取ろう」企画などアイデアは尽きないが、大学でチラシの手配りを行うなど、「一番難しい」という集客に励む。

 図書館の利用は無料。営業時間は10時~21時。土曜・日曜・祝日定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース