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人形町に鉄板焼き「一の屋・人形町バル」-産直素材とワインをメーンに

天井にブドウの木を張り巡らせた「一の屋・人形町バル」店内。

天井にブドウの木を張り巡らせた「一の屋・人形町バル」店内。

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 人形町・銀座通り沿いに9月13日、鉄板焼きとワインを中心としたバル「一の屋 人形町バル」(中央区日本橋人形町1、TEL 03-6231-1616)がオープンした。経営は一の屋(江東区)。

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 以前はカフェだったという大通りに面した同店。「まさかこの物件が取れるとは思わなかった」という好立地で、約10社からの出店申し込みがあったという。店内にはハイスツールを置き、夏季はオープンエアで営業するカジュアルな雰囲気。天井には本物のブドウの木を張り巡らせる。店舗面積は19坪。カウンターとテーブル、テラス席合わせて39席。

 主力は、毎朝空輸で届く魚介類「函館朝どれ帆立の鉄板焼き」(440円)、「福島産牛ハラミ鉄板焼き 山葵添え」(1,150円)、生産農家が世界で1軒のみという「長野県飯田市産 幻の豚・千代幻豚のロース塩焼き」(1,200円)、「栃木那須産水茄子の揚げおろしポン酢」(430円)など、生産者を特定した9種の数量限定メニュー。そのほか、「ほくほくアンチョビポテト」(450円)、「若鶏の米粉揚げタンドリー風」(650円)、「トリッパと白いんげん豆のみそ煮込み」(600円)などのタパスやサラダ、鉄板焼き、アヒージョ(ガーリックオイル煮)などを取りそろえる。

 ドリンクはワインが中心。ハウスワイン(赤・白、グラス=480円、カラフェ=1,500円、ボトル=1,800円)をはじめ、イタリア、フランス、スペイン、チリ、アルゼンチン産のワイン(グラス=750円~、ボトル=2,500円~)を幅広く提供。そのほか、ビール(450円~)、日本酒(440円~)、焼酎(550円)、梅酒(450円~)、ウイスキー(780円~)や、オリジナルドリンクの「日本橋サングリア」(600円)、「大人のクリームソーダ」(580円)など。客単価は3,000~5,000円。 

 ランチは、国産牛のスジ肉、スネ肉、アキレス腱を赤ワインで煮込んだ「人形町ワインカレー」(750円)、霧島豚を用いた「国産豚鉄板焼き丼」(600円)、10食限定の「産直海鮮丼」(750円)を提供。トッピングで納豆、キムチ、温泉卵、フレッシュトマト、チーズ(各100円)を追加できる。

 「人形町という地域は下町風情があるので和の要素は欠かせない。流行のバルスタイルに和の要素を取り入れてミスマッチな感じにしたかった」と店長兼料理長の宗像亜夫(むねかたつぐお)さん。「どんなに忙しくても笑顔で明るい声を出し、食事と空間を楽しみ、安心して飲める店にしていきたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時(月曜~金曜)。ディナー=17時~翌1時(月曜~木曜)、17時~翌5時(金曜)、16時~23時(土曜・日曜・祝日)。

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