作品展「T’s gallery opening Exhibition」が7月3日、ギャラリー「T’s gallery」(中央区日本橋人形町2)で始まった。主催は同ギャラリーを運営する「クリエイティブ ブリッジ」(同)とNPO「soshare(ソーシェア)」(神戸市)。
同ギャラリーは、日本橋人形町に開業したアートスペース。天井高5メートルの開放的な空間を生かし、絵画、立体、写真、イラストなど多様なジャンルの作品を展示する。
初回となる同展には37人のアーティストが参加。応募者70人の中から40人を選考し、辞退した3人を除く37人が出展した。参加費は3万3000円。
展示作品は、抽象画や動物をモチーフにした作品、風景画、立体作品、書、デザイン性の高い作品など多岐にわたる。会場では、壁面を使った作品展示を中心に、複数の作家による表現を一度に見ることができる。
出展者の一人で山梨から参加したというKUMI NOGAMIさんは「金具職人の義父が大量に残してくれた『襖(ふすま)の引き手』を日本画の中に生かしてみた。手の込んだ『引き手』は二度とできない貴重品。作品を通してその魅力を伝えていきたい」と話す。同じく出展者の一人で「命」をテーマに創作活動を続けるHIROKOさんは「学生時代から書きためてきた作品とパワーを、今放出している。人生は一度きり。悔いのないアーティストライフを送りたい。悩む誰かの心に、そっと光が差し込むような作品を届けられたら一番の喜び」と笑顔を見せる。
主催スタッフでクリエイティブブリッジ代表の立田一幸さんは「参加者はプロ・アマ、年齢・国籍問わず多種多様。定年後、好きだったアートに再チャレンジした会社員や現役の一級建築士、ダンサーなど多岐にわたっている。人形町から、さまざまなジャンルのアーティスト発表の場をつくりたいと考え、初めて企画した。アーティストと社会をつなぐプラットホームとして、展示機会の創出とアートの実用的な価値発信を進め、若手作家や地域で活動するアーティストの発表機会を広げていきたい」と意欲を見せる。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。月曜、木曜定休。入場無料。8月31日まで。