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日本橋堀留町にハーブティー専門店「なごみナチュルア」-妊婦向けブレンドも

店内では、茶葉や湯の量、蒸らし時間などの入れ方も紹介。お茶やハーブに関連するイベントも開いていく

店内では、茶葉や湯の量、蒸らし時間などの入れ方も紹介。お茶やハーブに関連するイベントも開いていく

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 日本橋堀留町に8月2日、ハーブティー専門店「nagomi-NATULURE(なごみナチュルア) Organic Herb Tea Cafe」(中央区日本橋堀留町2、TEL 03-366-5268)がオープンした。経営は「和み」(日本橋堀留町1)。

利用客からの要望が多かったイートインスペースも新設

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 以前、飲料メーカーに勤務していた同社の作山若子社長。会社員時代、原材料を仕入れるために訪れた農場や工場で、生産者が農薬を散布する姿に疑問を感じたという。自身の妊娠・出産を機に食の安全を考えるようになり、農薬を使わずに栽培される茶葉を使った紅茶や中国茶、ハーブティーなどの企画・製造販売を行う同社を立ち上げた。

 同社では、妊婦向けにブレンドした「オーガニックマタニティーシリーズ」を開発。かんきつ系の「しあわせブレンド」、ルイボス系の「わくわくブレンド」、バラの香りの「いたわりブレンド」(以上30グラム=1,260円)などのハーブティーをそろえる。そのほか、カフェインレスの紅茶やコーヒー、誕生月に合わせてブレンドしたハーブティーなども。紅茶やハーブティーと相性が良い「さくらんぼはちみつ」「菩提(ぼだい)樹はちみつ」(以上1,680円)も販売する。

 物販中心だった新丸ビル店から移転した同店。利用客からの要望が多かったため、新たに20席のイートインスペースを設けた。ドリンクとともに、無農薬の小麦粉を使った「フルーツパンケーキ」(800円)や「リコッタチーズとトマトのサンドイッチ」(380円)、「サラダとクロワッサンのセット」(720円)なども用意する。店舗面積は15平方メートル。

 店内では、茶葉や湯の量、蒸らし時間などの入れ方も紹介。お茶やハーブに関連するイベントも開いていく。「古くからの風情を残す日本橋で、おいしいお茶をゆっくり召し上がっていただければ」と田中朋子店長。

 「お茶は1煎目に栄養成分も農薬も出る。毎日飲むものだからこそ、安心できる商品を提供したい」と作山社長。「店名のナチュルアは、ナチュラル、キュア、ピュア、シュアを掛け合わせた造語。自然で安全なものを扱いたいという思いを込めた」とも。

 営業時間は8時~19時(土曜は9時~、日曜・祝日は10時~)。

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