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東京駅八重洲口に「グランルーフ」開業-飲食など新規15店も

「光の帆」をデザインモチーフとした「大屋根」

「光の帆」をデザインモチーフとした「大屋根」

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 JR東京駅八重洲口に9月20日、グラントウキョウノースタワーとサウスタワーをつなぐ大屋根「グランルーフ」が完成、開業した。

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 グランルーフは、「光の帆」をデザインモチーフとした長さ230メートル、高さ最大27メートルの「大屋根」と、歩行者が通行できるペデストリアンデッキ、フロア面積380平方メートルのみどりの窓口や15の商業店舗から成る施設。かつて百貨店があったビルを解体し、JR東日本などが再開発した。開発面積は1万4000平方メートル。

 地下1階は各地を旅した気分になる飲食店を集めた「Travelゾーン」。1889(明治22)年創業の老舗すし店「築地寿司清」や築地の鮮魚店が手掛けるイタリアン「ヴィットリオ ポモドーロ ツキジ」、同じく築地の総菜店による「味の浜藤 醍醐味(だいごみ)」などの魚をテーマにした店舗、浅草の老舗すき焼き専門店「浅草今半」や名古屋の老舗「みそかつ 矢場とん」、仙台の牛タン焼き専門店「伊達の牛たん本舗」などの肉をテーマにした店舗がそろう。

 1~3階は、「Cultureゾーン」「Healthゾーン」。神戸のワッフル専門店が手掛けるカフェ「エール・エル ワッフル カフェ」や、米をテーマにしたバル「東京 米BARU 竹若」、オリーブオイルや野菜にこだわった「ウォルブタス オリーブオイル ダイニング トーキョー」、京都の茶店「福寿園」によるフランス料理の茶懐石「福寿園茶寮」が出店する。

 2階のデッキフロアは「ICTテラス」と名付けた。NTTドコモの最新商品やサービス、先進テクノロジーを体験できるスペース「ドコモM2M(マシントゥーマシン)スクエア」、タブレット端末約30台を設置し、情報発信も行う「ドコモショップ」(八重洲店が移転)、約1000種類のモバイルアクセサリーをそろえる「モバイルアクセサリー プレミアムカフェ」が並ぶ。

 同施設の開業に合わせ、八重洲地下1階のキラピカ通りは「グランルーフ フロント」として全面リニューアルした。

 営業時間は店舗により異なる。

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