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「日本橋架橋百年祭」開催迫る-小江戸3市から船着場に「和舟」集結

昨年のパレードの様子

昨年のパレードの様子

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 日本橋エリアで10月29日・30日、「日本橋架橋百年祭」が開催される。主催は名橋「日本橋」保存会と日本橋京橋まつり実行委員会。

「小江戸3市」といわれる川越市、栃木市、香取市で観光に使われている和舟が、各都市から日本橋船着場に集結

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 重要文化財「日本橋」の架橋100周年を記念し、さまざまなイベントを行う。当初、今年4月に開催が予定されていたが、震災の影響で延期になっていた。

 30日に開催する「舟運まつり」では、日本古来の木造小型船「和舟」による舟運行列が繰り広げられる。「小江戸3市」といわれる川越市、栃木市、香取市で観光に使われている和舟が、各都市から日本橋船着場に集結。荷舟や嫁入り舟など多種多様な船が行き交った江戸時代の日本橋河岸のにぎわいを再現する。

 同30日の「大江戸活粋パレード」は、かつて橋の完成を祝う儀式として行われたとされる「三代三夫婦渡り初め」の再現からスタート。地元のマーチングバンドが先導し、東日本大震災からの復興に祈りを込め、「河原兜剣舞」「相馬野馬追騎馬武者」など東北3県から招かれた伝統芸能が続く。フィナーレには日枝神社、神田明神の各氏子町会のみこしが練り歩き、総計2キロにわたるパレードが中央通りを華やかに彩る。

 併せて、世界中から集められた往年の名車がそろう「ジャパン・クラシック・オートモービル」(29日・30日)、各地の名産品を販売する「諸国往来市」(30日)も同時開催する。

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