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JR東日本、東京駅丸の内駅前広場の整備工事に着手-地下エリアも刷新へ

さらに進化する東京駅丸の内駅前広場

さらに進化する東京駅丸の内駅前広場

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 JR東日本は東京駅の丸の内側の駅前広場整備工事に着工する。

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 2012年10月に復元工事が完了した東京駅丸の内駅舎。今年12月に開業100周年を迎える東京駅の次の100年を見据え、同駅舎と周辺エリアの都市空間との一体感を重視し、東京の玄関口として格調とにぎわいのある都市景観を創り出す計画を発表した。

 広場中央部には大きな歩行者空間「都市の広場(仮称)」を設ける。ケヤキ並木を植え、行幸通りとデザイン的な統一を図った舗装や照明デザインとすることで、駅舎とともに東京駅周辺の都市観光の一翼を担う。その南北には、路線バスやタクシーなどの機能が集まった交通広場を配し、四季を彩る植栽を行う。完成は2017年春を予定するが、南部の交通広場は2015年冬に供用開始する。

 併せて、丸の内地下エリアも整備する。今回、新たに地下の一部を掘削。既存の改札内、外コンコースも含めた全面的な再配置を行い、八重洲側に比べて寂しかった丸の内の地下が大きく生まれ変わる。内装空間は、丸の内ビル前、新丸の内ビル前、JPタワー前などの周辺地下エリアと統一感のある整備を目指す。現在、地下北口にある動輪モニュメントを地下南口付近に移設し、新たな待ち合わせ広場を整備。イベントスペースとしても活用する。同エリアは一部が今年末に使用開始となり、全体は2017年夏に完成する。

 その他、地下中央口と東京メトロ丸の内線東京駅とを連絡するコンコースの幅を7メートルから14メートルに拡幅。店舗の刷新、コインロッカーの集約やトイレの位置変更、新設を行う。開発面積は1万9000平方メートル、店舗面積4100平方メートル。

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