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日本橋に2つのギャラリーが同時開廊-「ギャラリー・ショウ」がリニューアル

赤のサインが点る外観

赤のサインが点る外観

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 日本橋に8月1日、ギャラリー「Shoichiro」(中央区日本橋3、TEL 03-3275-1008)と「MASATAKA CONTEMPORARY」(同、TEL 03-3275-1019)が同時オープンした。

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 両ギャラリーは、1984年8月に開廊し、30年に渡り活動を行ってきた「ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート」が、新たな方針の下、2つのギャラリーとしてスペースを分け、生まれ変わったもの。それぞれ独立したディレクターの下、異なる方向性で活動する。フロア面積は、両ギャラリー併せて約94平方メートル。

 オーナーの佐竹昌一郎さんは、個人的に交流があったアンディー・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキア、キース・へリング、ヘルムート・ニュートンらを国内で精力的かつ専門的に紹介したことで知られる。常に先進的な作品を見出し、独自の切り口を提案し続けてきた。しかし、30年を経た今、既知の経験や評価をあえてリセットすることで、新しいステージに向かいたいとリニューアルを決めたという。

 「Shoichiro」は、サロン型の常設ギャラリー。佐竹さんの審美眼で選んだセカンダリー作品を扱う。「アートを愛する人たちと作品をより深い関係に導きたい」とソファなどを配し、ゆったり作品について語り合えるスペースを設けた。また、グローバルに流通させることを目的に限定作品を制作・発表するプロジェクト「ProjeKcts by Projects」を立ち上げる。

 一方、「MASATAKA CONTEMPORARY」は、高橋正宏さんがディレクターを務める。約20平方メートルのスペースで、昨年1月から行ってきたフェア出展に加え、才能あふれる国内外の若手作家による「スタッフがほれ込んだアート」を企画展で紹介する。

 オープン記念として、「Shoichiro」では、死と再生をテーマにした写真展「DEAD ANIMALS BY RICHARD MISRACH」 、MASATAKA CONTEMPORARYでは、4人のアーティストによる絵画展「はじまり。展」を開催。9月20日まで。

 開廊時間は11時~19時。月曜・日曜・祝日定休。

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