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八重洲ブックセンターで「本書く派」寄席 立川談慶、吉笑、重版記念2人会

創作落語「くじ悲喜」を披露する立川吉笑さん

創作落語「くじ悲喜」を披露する立川吉笑さん

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 八重洲ブックセンター(中央区八重洲1、TEL 03-3281-1822)8階ギャラリーで4月7日、「第1回八重洲「本書く派」寄席が行われた。 

落語好きの老若男女約50人が駆け付け、談慶さん、吉笑さんの落語に大爆笑

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 書籍を出版しているはなし家や書店との縁の深いはなし家を中心に企画した同寄席。こけら落としとなる今回は、「大事なことはすべて立川談志に教わった」をはじめ、「いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか」、「落語力」など多くの書籍を出版する立川談慶さんと、昨年12月に初の著書「現在落語論」を出版し、発売1カ月で重版がかかるなど話題を集めている立川吉笑さんの二人会が行われた。特設の高座が設置された会場には、落語好きの老若男女約50人が駆け付け、談慶さんの古典落語「かぼちゃ屋」や吉笑さんの創作話「くじ悲喜」、古典「十德」に大爆笑。トリは談慶さんの「人情八百屋」で、家元立川談志師匠が講談から作ったという人情話に来場客は聞き入っていた。

 「出版記念講演会は頻繁に行っているが、定期的な寄席は今回が初めて。普段は男性サラリーマンが圧倒的に多いが、落語会は若い女性や年配のお客さまなどバラエティーに富んでいる」と同店の高杉信二さん。「高座の後には本のサイン会もありはなし家さんとの触れあいの機会もあるので、寄席と違った書店ならではの寄席を楽しんでほしい」と話す。

 第2回は7月28日、「本書く派」の名付け親の立川談四楼師匠と談四楼門下で前職が編集者という立川寸志の親子会&サイン会を予定している。

 18時30分開演。入場料は2,000円。

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