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日本橋公会堂でチャリティー舞台「玉藻前」-現代劇と日本舞踊を融合

和服姿で対談する「伊場仙」吉田誠男さんと主演の坂本祐祈さん  撮影:大橋賢さん

和服姿で対談する「伊場仙」吉田誠男さんと主演の坂本祐祈さん  撮影:大橋賢さん

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 日本橋公会堂(中央区日本橋蛎殻町1、TEL 03-3666-4255)で10月19日、東日本大震災のチャリティー舞台「玉藻前(たまも)」の公演が行われる。主催は、被災地復興を支援する「和ころ計画TAMAMOプロジェクト」。

天才ピアニスト・真妙寺彩乃の一人二役を、元キャスターで女優の坂本祐祈さんが演じる

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 脚本・演出は、日本舞踊家の藤間勘十郎さんが手掛ける。出演者と演奏者は全て女性で、せりふが一切ない無声演技が特徴。邦楽の生演奏を背景にした、現代劇と日本舞踊を融合したオリジナルストーリーとなる。

 「玉藻前」とは平安時代、大陸から渡来した伝説の妖狐(ようこ)の名前で、琴の名手で絶世の美女に化けた玉藻前と、玉藻前に取りつかれる現代の天才ピアニスト・真妙寺彩乃の一人二役を、元キャスターで女優の坂本祐祈さんが演じる。公演前には、藤間さんによる作品解説や同プロジェクト実行委員長で老舗扇子店「伊場仙」社長の吉田誠男さんのトークショーも行う。

 同舞台の売り上げは、一部が被災地に寄付されるほか、都内で避難生活を送る被災者や被災地でボランティア活動を行う団体などを無料で招待。「関東大震災時は東北をはじめ、全国から支援物資が集まったと聞く。今度は日本橋が東北を支援する番」と吉田さん。

 開演は、昼の部=14時30分、夜の部=18時30分。入場料は、1階席=7,000円(当日券8,000円)、2階席=6,000円(同7,000円)。ホームページで申し込みを受け付ける。

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