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日本橋馬喰町に貸しギャラリー「アムコ」-初企画は伊賀在住作家の陶芸展

借り手が自由な発想で使えるよう、内装はシンプルかつプレーンに仕上げた。

借り手が自由な発想で使えるよう、内装はシンプルかつプレーンに仕上げた。

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 日本橋馬喰町に8月21日、貸しギャラリー「アムコ」(中央区日本橋馬喰町2、TEL 050-3344-1399)がオープンした。経営はデザインプロダクション「スクーデリア」(同)。

伊賀在住の陶芸家・京野桂さんの個展が同ギャラリーの展示第一弾となる

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 「都内で低価格で使い勝手のいいスペースを提供したい」と、貸しスペースと事務所を兼ねた物件を探していた同社。なかなか適切な場所が見つからなかったが、探し始めて3年目の昨年、「想定になかった」という東東京エリアで同所を「たまたま」見つけた。両隣を高いビルに挟まれ、「谷間にこぢんまりたたずむ3階建ての同ビルに心引かれたという。2カ月ほどを掛けて全面リノベーションし、現在の白い外観に生まれ変わった。

 ギャラリー名は「何かを編み出す倉庫」の意味を込めて、利用者やアーティストの「可能性を秘めた空間」として名付けた。ギャラリースペースは33平方メートル。借り手が自由な発想で使えるよう、内装はシンプルかつプレーンに仕上げた。作品展示のほか、撮影やイベント、プレゼンテーションなど多様な目的に対応し、時間貸しも行う。料金は、展示=6日間11万3,400円、撮影=3時間1万5,750円~。

 10月2日には、同ギャラリー初の展示として伊賀在住の陶芸家・京野桂さんの個展が始まる。京野さんが自宅の庭で掘り出した白土を使い、まき窯で器を焼くという。同展では、妻・奈月さんや同ギャラリースタッフが撮影した伊賀の工房や風景、作品に盛り付けた料理の写真なども併せて展示する。作品は全て販売(1,500円~)。開廊時間は11時~19時(最終日は18時まで)。会期中無休。同6日まで(最終日は作家が在廊を予定)。

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