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人形町に日本料理屋「味いな村」-キャリア20年超の和食料理人が開く

本日のお造り三種盛り(1,300円)

本日のお造り三種盛り(1,300円)

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 東京メトロ人形町駅近くに2月14日、「味いな村」(中央区日本橋人形町2、TEL 03-6661-1653)がオープンした。

暖簾が目を引く外観

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 店主の中村雅志さんは16歳から20年以上にわたって日本料理を学び、銀座、白金、青山、西麻布の店で経験を積んで、今回開業した。当初、出店場所として、白金、青山近辺を検討していたが、プライベートでよく来ていた人形町をリサーチした結果、広さや立地が希望と合致したことで同所を選んだという。

 ヒノキを使ったシンプルな内外装には、一本気な正統派日本料理店らしさがにじみ出る。敷居が高くならないようにと、入り口横に店内をのぞける窓を配した。店内で使う湯飲みと一部の料理皿は、中村さんが趣味の陶芸で手作りしたという。店舗面積は10坪で、席数は19席。

 メニューには、愛媛県産ミカンの皮を加えた飼料で育てた鶏卵を使った「みかん玉子の出巻玉子」(630円)や「今治じゃが芋の肉じゃが」(950円)、「伊予牛サーロインステーキ」(80グラム=2,520円)など、中村さんが最近こだわっているという愛媛県産食材を使った一品料理をはじめ、築地から毎日取り寄せる「本日のお造り三種盛り」(1,300円)や「目板かれい一夜干し」(950円)などを提供。コース料理として、「いな村晩御飯コース」(3,800円~)、「おまかせコース」(6,800円~)も取りそろえる。客単価は5,000円。

 ランチには、肉料理と魚料理を一日おきに提供する「本日の日替わり膳」(1,000円)、マグロをメーンにした5点盛り「本日の刺し身膳」(1,200円)、「車海老と野菜天婦羅膳」(1,300円)を用意する。

 「ファミリーとビジネスマンが混在する人形町で、全国の旬の食材を使った料理を提供していく。一人でも気軽に立ち寄れる『晩ごはん屋』にしていきたい」と中村さん。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時00分、ディナー=17時30分~23時。

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