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小伝馬町のギャラリーでグループ展-5人の作家が「森」を表現

「それぞれの『森』が混ざり合って、一つの森になるのが楽しみ」と、展示を企画した高山裕子さん。

「それぞれの『森』が混ざり合って、一つの森になるのが楽しみ」と、展示を企画した高山裕子さん。

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 小伝馬町の「ソーンツリー ギャラリー」(中央区日本橋小伝馬町、TEL 03-5645-7557)で5月8日、「森」をテーマにしたグループ展「YOU ARE in THE FOREST.」が始まる。

作家5人による「森」のドローイングをデザインしたポスター。

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 同展は、同ギャラリースタッフに「自分の描いた絵を初めて買ってもらった」というイラストレーター・高山裕子さんによる企画展。高山さんが「いつか一緒に展示をしたい」と憧れていた作家4人に声を掛けた。画家の狩野岳朗さん、ナカバンさん、イラストレーターの吉實恵さん、タムラフキコさんが参加する。

 「いつか自分が行ってみたい風景」をテーマに作品を制作し、「森」をモチーフにすることも多い高山さん。「自分と同じ分野で活躍する人たちが描くそれぞれの『森』が混ざり合って、一つの森になるのが楽しみ」とも。

 同展のために一人5作品ずつ新作を制作。レイアウトは搬入してから決めるが、来場者が「森に迷い込んだと感じるよう」工夫するという。「ソーン・ツリー・ギャラリーは天井が高く、展示スペースも自由度が高い。グループ展と言っても、ただ作品を持ち寄るだけでなく、5人の作家が想像力を持ち寄って話し合い、空間を作り上げることで、展示の意味が深まる」と高山さん。

 期間中、2日間限定のフードイベント「昼の森」「夜の森」も開催。フード・アーティストの遠藤順子さんが「森」から着想を得て、「昼と夜、全く違う森の香りを感じるお菓子」を振る舞う。「昼の森」=19日14時~16時、「夜の森」=26日19時~21時。要予約。

 開催時間は12時~19時。月曜休廊。入場無料。27日まで。

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