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人形町の「ジャケ買い」ワイン店で新春試飲会 酉年にちなみ鳥ラベルワインも

お勧めのバードラベルを手にした常連客でにぎわう

お勧めのバードラベルを手にした常連客でにぎわう

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 日本橋人形町のバラ&ワイン専門店「WINE AND WEEKEND」(日本橋人形町2、TEL 03-6661-1845)で1月5日新春試飲会が行われた。

「ツグミ」をデザイン化した「ヴィーニャ・ソルサル」

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 「ワインのジャケ買いができるコンセプトショップ」をテーマに、昨年9月にオープンした同店。ラベルのユニークな世界のワインを常時70銘柄取りそろえる。価格は1,000円台からで、全て店主の岩本すずかさんが味を確かめ、無農薬や減農薬、有機肥料などブドウの栽培法にもこだわり、気に入ったものだけを置いているという。

 今年は酉(とり)年ということもあり、鳥にちなんだラベルのワインも数多く取りそろえる。「ブドウ畑を荒らす厄介者の『ツグミ』をデザイン化した『ヴィーニャ・ソルサル』はブドウの品種別に9種類。全て飲んで味の違いを楽しんでほしい」と岩本さん。「有機栽培だからツグミも安心してブドウをついばむことができるのかも」とも。

 当日は常連のワイン好きが入れ替わりで約10人参加し、岩本さん一押しの「ヴィーニャ・ソルサル」「ノイ・コッリ・ディ・リミニ」などを試飲。参加者の1人でソムリエ資格を持つ楠原さんは「酸味とフル―ティーさのバランスが良い。これなら栓を開けた翌日でもおいしく飲める」とお勧めのワインの味を楽しんでいた。

 今後も定期的に行い、同店が展開する「BYO(ボトル持ち込み可能店)マップ」に登場する飲食店でワインパーティーも企画する。長く外資系のキャビンアテンダントとして世界各国を巡る中でワインの魅力に引かれ、ソムリエの資格まで取得したという岩本さん。「気軽にワインが楽しめる場として、飲食店とお客さまの橋渡しになれればうれしい。自分も含め独身のお客さまが多いので、今年は『ワイン婚活』も企画したい」と意欲を見せる。

 営業時間は12時~20時。日曜~火曜定休。

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