食品メーカーの協同乳業（中央区日本橋小網町）は7月1日、「日本橋スイーツ」シリーズの新商品「抹茶わらび餅（もち）と黒蜜（みつ）ソース」を発売する。

　「日本橋スイーツ」は、同社が昨年3月に発売した和テイストの洋風デザートシリーズ。これまで10商品を投入し、先月24日には「南高梅ジュレと若桃ソース」を発売したばかり。

　第11弾となる今回は、抹茶風味のわらび餅に黒蜜のソースを組み合わせた。「かんで味わう新食感カップデザート」をコンセプトに、わらび餅には本わらび粉と米粉を使い、弾力とともに米の持つ柔らかな甘さを出した。宇治抹茶のほど良い渋みがアクセントとなり、沖縄産の黒糖をベースにした黒蜜ソースの甘さが引き立つ。「スプーンで切ってからすくって、黒蜜と絡めながら食べるのがコツ。カップスイーツならではのユニークな食べ方も楽しんでいただければ」と開発担当の木原律子さん。

　パッケージは、薄い水色を基調に、帯にワラビをモチーフにした柄をあしらった。「スイーツが浴衣を着たイメージでデザインした」と木原さん。

　秋には和栗プリンやほうじ茶風味の商品の発売を予定する。

　価格は126円。全国のスーパー・コンビニなどで9月中旬まで販売する（一部地域を除く）ほか、コレド室町内「日本橋案内所」でも取り扱う。