バレンタインデーイベント「アムール・デュ・ショコラ」が1月19日、全国の高島屋各店で始まった。日本橋高島屋（中央区日本橋2）では「ピエール マルコリーニ アフタヌーンティ」を特別開催する。

高島屋でバレンタインイベント　日本橋店では「ヌン活」特別メニューも

　2024年の「アムール・デュ・ショコラ」のテーマは「出会い」。スパイスなどを使った味と香りのマリアージュや、ショコラティエが旅した異国の記憶、若い才能の発掘、日本初上陸のショコラなど、さまざまな「出会い」を演出する。

　今回は、各ブランドを「フランス・トップクラスシェフ・ショコラ」、「日本初上陸・高島屋初登場ブランド」、「素材の多様化、個性派ショコラ」、「高島屋オリジナル　サステナブルなフルーツショコラ」、「食感を楽しむお菓子系ショコラ」と、5つのセクターに分けて紹介する。国内外100以上のブランドが店頭とオンラインストアに商品を並べる。

　トップクラスのショコラティエによる「スペシャルコラボレーションボックス」（6個入り＝3,295円）も用意する。2024年の内容は、日本初上陸という「ジャック・ジュナン」を含む「ピエール・エルメ・パリ」「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」「ヴァンサン・ヴァレ」「ファブリス・ジロット」など6ブランド。

　若手ショコラティエのブランドは、さまざまな素材を使った個性的な商品が目立つ。日本でも人気が高い「ジュリアン・デシュノ」の娘のブランド「ジャド・ジュナン」は、アジアのハーブや中東のスパイスなどのフレーバーを合わせ、食感も楽しめるショコラ「ピラミドン」（15個入り＝4,752円）を用意する。このほか、スペインのバスク地方の文化にインスピレーションを得たという「ラ ペーニャ ドルセ」（9個入り＝3,456円～）、メキシコ発のメキシコ発卵型ショコラ「ドルチェネロ アソートボックス」（6個入り＝3,024円）など。

　「高島屋オリジナル サステナブルなフルーツショコラ」では、サステナブル志向から規格外フルーツのピューレを使って、国内外5つのショコラティエブランドが考案した、高島屋オリジナルのフルーツショコラを用意する。

　「食感を楽しむ“お菓子系”ショコラ」は、ダミアン・ヴェトーさんがビスキュイ、プラリネ、塩で構成したショコラとも焼き菓子ともつかない食感の「クルスティヨン ノワゼット＆アマンド」（8個入り＝2,970円）、ザクザク食感のビスキュイを2種類のチョコレートで包んだジュリアン・デシュノさんの「クラシカンショコラ」（20個入り＝3,888円）など。

　昨年新宿店で開催した「ピエール マルコリーニ アフタヌーンティ」（7,700円）は、会場を日本橋に移し、屋上「フィール グリーン カフェ」で、1月24日から2月6日まで開催する。昨年は、15分で予約枠が完売したため、今年は枠数を増やして対応する。

　ショコラづくしのアフタヌーンティーセットは、焙煎（ばいせん）したカカオ外皮を使ったカカオティーに始まり、カカオ・ピュレなど「カカオが持つさまざまなカオ」を楽しむ15品。1、2段目の、チョコレート、ガナッシュ、マカロン、ムース、タルトは新味を追加。3段目は、定番のスコーンにミニグラタンとカカオ果肉のドレッシングを添えたブルスケッタが新たに加わる。

　アフタヌーンティーセットの予約は「高島屋アムール・デュ・ショコラ」特設ホームページで受け付ける。